よくある質問

Q.01 - 建築物における設備設計の役割は?重要度は?

A. 建築設計は、体系的に意匠設計、設備設計、構造設計の3つに大別され、 そのなか設備設計は、大きく分けると機械(空調・衛生)設備設計と電気設備設計に分類されます。

機械・電気の技術者と総括コーディネートする技術者が総合力をもって、設備システムという頭脳、神経や血管を構築し、無機質な構造体に息を吹き込むのが設備設計の役割です。

建物は、命が与えられて初めて、人が健康で快適に過ごせる環境が実現します。 また、生活環境はもとより地球環境保護といった21世紀の必須テーマに対しては、エネルギーを効率よく利用し、建設から廃棄に至るまでのライフサイクルを通して効率的な設備計画を構築する事が、経済価値の高い建物を実現するうえでは大切です。

「環境の時代」である今、設備設計の重要度は高まるばかりで、社会から期待されている仕事といえます。

私共は、専門分野化される建築設計のなか、設備設計を主に手掛ける一級建築士事務所です。

Q.02 - 設備設計の魅力は?

A. 昨今の建築物は、インテリジェント化はもとより意匠性、快適性の追求などにより、エネルギー消費が増大しています。これは、現在直面している地球温暖化に代表される環境問題を考えると早急に解決すべき課題です。

このような課題を専門的な立場で、快適性や安全性をそのままに、エネルギー消費を抑えられる建築物を、企画、計画、設計、支援するのが設備設計です。 言い換えれば、地球にやさしく快適な空間を最適なバランスで供給できるのは、多岐におよぶ専門技術を駆使した設備設計者の技術力とコーディネート力しだいです。

世の中はまさに「環境に時代」であり、設備設計に従事する設計者の責任と価値が問われる時代です。

そんな時代に、自分の価値を高められる仕事で社会貢献できることに誇りを感じています。

Q.03 - どのような建築用途の設計を行っていますか?

A. 街のシンボルトとなる良質な公共施設はもとより、医療・福祉・教育・研究・商業・住居施設などあらゆる建築物の実績があります。

特に感染症医療機関や研究・実験施設などのハザード施設は、高度な専門知識が必要であり、私共の得意分野です。

Q.04 - 建築物以外にどの様な設計に対応できますか?

A. 都市高速道路の道路照明、トンネル照明、交通管制システムや、地下鉄駅舎などの土木構造物を具現化する設備設計などに対応しています。

また地域防災に係る、消防救急デジタル無線(活動波・共通波)、消防救急指令システムなど安心・安全を担う業務も行っています。

私共は、社会基盤整備を通じて地域社会に貢献できることに喜びを感じています。

Q.05 - 設計・監理の監修業務とは?

A. 建築物は、様々なプロセスを経て具現化されるため、各専門分野の設計・監理者が様々な形態で関与します。

ヒヤリングによるお客さまの要求事項及び私共の要求事項を整理して、設計者に設計与条件として指示します。又、品質に係るもっとも重要な監視ポイントであるスケジュール管理や変化点管理を確実に行うと共に、 設計与条件を満足しているか?各種法令に適合しているか?無駄な部分はないか?環境に配慮しているか?コストは適正化?など設計・監理の各プロセスで検証や妥当性確認をおこない、中立的な立場で全体をマネージメントし、お客様に満足度が高い建築物を提供いたします。

Q.06 - 他社との違いや会社の特徴は?

A. 確かな技術と誠実な対応でお客様に満足していただける様に、資格取得を積極的におこない、社員数に対して有資格者数が多い少数精鋭の技術者組織です。

我々は、効率の良い“手としての仕事”より多少効率が悪くても“知としての仕事”を選び、お客さまと共にモノ造りを共感したいと考えています。又、様々な用途の施設を計画の初期段階より多く手掛けており、経験より培った技術の引出しが豊富な設計事務所として、多くのお客さまに満足して頂いています。

Q.07 - 有資格者が多い理由は何故ですか?

A. 資格取得は自己研鑽の一つの手段ですが、設計コンサルとしてお客さまに先ず信頼をしていただける第一歩として、最低限必要なスキルであると共に、資格取得は社会に対しての最低限の責任の明確化と考えています。 技術にプライドを持てる技術者として活躍の場を広げて欲しいとの願いより、資格取得は当社が技術者に求めるスキルのなか重要なファクターとしています。

設計者は、資格を取得したうえで誠意をもって業務を履行し、設計図書に記名・押印をおこない設計者としての責任を明確化することで、はじめて社会的地位の一つが確保されます。資格を持たない技術者はアシスタントでしかありません。

当社は、社員グレードごとに必要資格を設定し、取得のフォローを行うと共に、教育制度や報償制度を設け全面的に取得をバックアップしています。

Q.08 - 施設のリニューアルを計画したいのですが?

A. 一般的に建物の耐用年数の間に、設備のリニューアルが2~3回必要になります。

この機会に物理的劣化(ハード面の老朽化)や社会的な劣化(ソフト面の老朽化)の対応を行うのですが、省エネ措置をはじめとする現行法規への適合はもとより、耐久性や更新性に配慮した設備計画をおこなう必要があります。

リニューアル設計は、新築よりも豊かな創造力・技術力・経験が必要です。 リニューアルを機会に建物に新たな機能・付加価値を与え、快適かつ省エネでサスティナブルな環境造りをお手伝いすることは、私共に与えらた重要な使命であると考えてます。

Q.09 - 適正な施設管理を計画的に行いたいのですが?

A. 施設の維持管理について、建築設備士、一級建築士などの技術力が高い技術者がお客様の相談に応じます。

例えば、エネルギー消費量(電気・水・ガス等)を把握し、エネルギーの効率的利用や環境負荷の低減策を検討し、個々の施設にあった最適な省エネ提案や、施設の経年劣化状況を調査して補修・修繕計画の提案をおこなう等、お客様の施設管理を支援します。

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